「#周南ランチ」でInstagramを検索している人は、今日のごはんを探している“今この瞬間の見込み客”です。
でも、たくさんの投稿の中からあなたのお店が見つけてもらえるかどうかは、ほんの数秒で決まってしまいます。
では、どうすれば「選ばれる投稿」になるのでしょうか。
この記事では、株式会社まちあい徳山が地域密着で蓄積してきたSNS運用ノウハウをもとに、初心者でも今日からできるInstagram活用術を、やさしい言葉で解説します。
「SNSはちょっと苦手」という方でも安心して読めるよう、専門用語の解説も付けています。
一緒に、あなたのお店が“周南で話題になる”投稿を作っていきましょう!
「#周南ランチ」を攻略する基本ルール

ハッシュタグの選び方
Instagramで投稿を見つけてもらうには、“ハッシュタグ(#)”の活用がカギです。
例えば、#周南ランチ というタグを付けて投稿すれば、ランチ情報を探している人の検索に引っかかりやすくなります。
・メインタグとサブタグを組み合わせる
メインタグは「#周南ランチ」など、多くの人が検索しているワードを使います。
一方で、サブタグとして「#徳山駅近」「#唐揚げ定食」など、より具体的な内容を補うタグを追加すると、興味関心が高い人の目に留まりやすくなります。
・タグは10~15個程度まで
ハッシュタグは最大30個まで付けられますが、多すぎると読みづらく、逆効果になることも。目安として、10~15個に絞るとバランスが良いです。
投稿頻度とタイミング
・週2~3回が理想的
頻繁に投稿することで、フォロワーのタイムラインに登場しやすくなります。毎日でなくてもOKですが、「週に2~3回」を継続すると、印象に残りやすくなります。
・ベストな時間帯:ランチ直前 or 休憩時間
11:00~12:00、または13:00~14:00が特におすすめです。
なぜなら、その時間に「今日どこで食べようかな?」と探している人が多いからです。つまり、“決め手になる瞬間”を狙い撃ちできます。
写真・動画で「おいしさ」を直感的に伝える

写真撮影のコツ
・自然光で撮影する
スマホでも十分キレイに撮影できますが、光の入り方が大きな差を生みます。
明るい窓際で自然光を活かすと、料理の色味やツヤが美しく表現できます。
・構図のポイント「三分割構図」
撮りたい料理を、画面の中央ではなく、左右・上下の3分の1あたりに配置することで、バランスが良く見えます。
これは初心者でもすぐに真似できるプロっぽい撮り方です。
・背景はスッキリと
テーブルの上に余計な物(財布・スマホ・ティッシュなど)が写っていると、印象が散らかって見えます。
お料理を引き立てるために、背景はシンプルが鉄則です。
ショート動画(リール)の活用
・調理の様子や断面を「10秒以内」で切り取る
リール動画は最長90秒ですが、最初の3秒で「おいしそう!」と思わせることが重要です。
料理を切る瞬間や湯気が立つ様子など、思わず見入ってしまうシーンを短くまとめましょう。

・字幕(テロップ)を入れると伝わりやすい
音声が聞こえない環境でも内容が伝わるよう、「自家製ソースが決め手!」「焼き立てパン付き」といったテロップを添えると、情報の伝達力が格段にアップします。
キャプションで“共感”を呼ぶ書き方

誰に向けて書くかを考える
ターゲットによって、言葉の選び方も変わります。
・高校生には「写真映え」「友達とシェアしたい」感覚を
→「放課後に寄れる♪見た目もかわいいタコライス♡」
・新卒社員には「スピード・コスパ・満足感」
→「お昼休みに間に合う!600円で満腹ランチ」

・50代以降には「落ち着いた雰囲気」「体にやさしい」
→「やさしい味わいの煮物定食。木のぬくもりを感じる店内で、ゆっくりどうぞ」
難しい言葉には説明を添える
・初めて聞くような言葉は、かっこ内などで補足する
例:「コスパ(コストパフォーマンス)最高な定食!」
補足するだけで安心して読んでもらえます。
・絵文字・改行でリズムをつける
長文を一気に書くのではなく、2~3行ごとに改行を入れたり、🍽や📍などの絵文字を適度に使うことで、視認性がアップします。
ストーリーズとハイライトで“気軽な”接点を増やす
Instagramの「ストーリーズ」は24時間だけ表示される投稿です。
日常的な内容をラフにアップするのに最適で、「今日はこれを食べられるんだ!」というリアルタイムの臨場感を出せます。

おすすめ活用法
- 今日のランチメニュー紹介(例:「本日は豚の生姜焼き定食✨」)
- 店内の雰囲気や厨房風景のチラ見せ
- お客様の声(許可を取って掲載)
ハイライトで“いつでも見返せる”情報整理
- ストーリーズを「ハイライト」としてプロフィール上に保存可能
- 「アクセス」「メニュー」「予約方法」などの情報をカテゴリで見せることで、初めてのお客様にも親切な印象を与えられます。

フォロワーとのコミュニケーション術
Instagramは「見せる」だけでなく「会話する」ツールです。
フォロワーとのやりとりで距離感を縮めることで、再訪率・拡散力がグンと上がります。
コメントには24時間以内に返信を
コメントをもらったら、できるだけ早くお礼や返信をしましょう。
お客様に「ちゃんと見てくれている」と感じてもらえます。
質問形式で投稿するのも効果的
「次に食べたいのはどれ?A:ハンバーグ B:からあげ」
「この定食、何が一番気になりますか?」
→ 反応が増えるとInstagramの仕組み上、投稿が表示されやすくなります(これを「エンゲージメント」と言います)。
まとめ:周南で“選ばれる店”になるために
Instagramで「#周南ランチ」を攻略するための基本は、以下の5つです。
①適切なハッシュタグ選び
②明るく伝わる写真・動画
③ターゲット別に書き分けるキャプション
④ストーリーズ・ハイライトの活用
⑤フォロワーとの丁寧なコミュニケーション
地域の飲食店がデジタルを味方につけて、もっと元気になるお手伝いを、これからも続けてまいります。