インターネットで情報を探すのが日常となった今、どれだけ良い商品やサービスを持っていても、「検索しても出てこない」状態では、お客様と出会うことができません。
特に、周南市のような地方都市では、「地域+ニーズ」の検索で見つけてもらうことが、これまで以上に大切になっています。
この記事では、地元の企業と伴走する「株式会社まちあい徳山」が、実際の支援経験をもとに、SEO対策で見落とされがちな5つの落とし穴をわかりやすく解説します。はじめての方でも「なるほど」と思えるよう、専門用語にも丁寧なフォローを入れながらご紹介します。
そもそも「SEO」ってなに?

ホームページが「探される」ための工夫
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化と訳されます。
たとえば「周南市 整体」「徳山駅 カフェ」などと検索したとき、自分のお店や会社のホームページが上位に表示されるようにするのがSEOです。
「名前を入れても出てこない」「同業他社ばかり出てきてしまう」といった悩みも、実はSEOを少し見直すだけで解決できることがあります。
落とし穴①:「ホームページを作った」だけで終わっている

作るだけでは“存在していない”のと同じ?
意外かもしれませんが、ホームページは作っただけでは検索に出てこないこともあります。
Googleなどの検索エンジンは、「更新されていない」「情報が少ない」ページは評価を下げる傾向があるからです。
・ブログ機能やお知らせ欄を活用して、定期的に情報を更新
・商品紹介やサービス説明に具体的なキーワードを入れる(例:「平屋専門」「求人情報」「周南市内配達可能」など)
落とし穴②:「地名」が入っていない

地元のお客様は「地名」で検索している
「名前で検索されるから大丈夫」と思っていませんか? 実際は、「どこで」「なにを」探しているかという検索が圧倒的に多いのです。
たとえば、「徳山駅 ランチ」「新南陽 工務店」「周南市 求人」といった検索です。
こうした地名が入っていないと、Googleから“地域の情報”として認識されず、検索結果にも出にくくなってしまいます。
・サイト内のタイトル・見出し・本文に地名+業種やサービス名を明記
・アクセスページや会社概要に住所・地図・最寄駅情報を記載する
落とし穴③:スマホで見づらいデザイン

約8割がスマホユーザー。表示崩れは致命的
株式会社まちあい徳山が運営する地域情報サイト「Tokuyamap」でも、スマホからのアクセスは全体の約80%。にもかかわらず、パソコン表示しか考えていないホームページがまだまだ多く存在します。
Googleも現在、「スマホで見やすいかどうか」を検索評価に取り入れているため、スマホ未対応は大きなマイナスポイントです。
・スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)に切り替える
・拡大しないと読めない文字サイズ、押しづらいボタンは改善する
落とし穴④:Googleへの「登録」がされていない

公開=検索される、ではない?
ホームページは、作って公開すれば自動的にGoogleに載ると思われがちですが、実は違います。Googleにサイトの存在を「伝える」作業が必要です。
その代表的なツールが「Google Search Console(サーチコンソール)」です。
・Google Search Consoleに自社サイトを登録し、インデックス登録を申請する
・エラーや改善点をチェックできる機能も活用する
落とし穴⑤:「お客様視点」の文章になっていない

難しい専門用語は“離脱”のもと
せっかく内容をしっかり書いていても、専門用語ばかりだと読む側には伝わりません。
また、検索エンジンも「誰のための情報か」を重視するようになっており、“答えになっているかどうか”が評価されます。
・専門用語にはカッコで補足説明を加える
・実際に寄せられる質問(FAQ)を掲載する
・「こんな人におすすめ」「悩みをこう解決します」など具体的に書く
地域SEOの取り組みなら「まちあい徳山」にご相談ください
私たち株式会社まちあい徳山では、周南市の事業者様を対象に、SEOに強いコンテンツ制作やSNS運用のサポートを行っています。
地元密着のWebメディア「Tokuyamap」では、企業紹介・イベント記事・求人情報などを検索に強く、読みやすく発信し、多くの方にご好評をいただいています。
「まず何から始めればいいかわからない」「今のホームページが正しく見られているか不安」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。